今のパートナーとは離婚することが決まった場合、あらたなパートナー探しをしたいという人もいることでしょう。
では、別居後の婚活のタイミングはいつからがよいのでしょうか。
離婚成立後
一番確実なのは離婚成立後です。離婚成立後であれば、法的にも世間体的にも文句を言われることはありません。
別居後離婚成立前
離婚成立前の婚活には注意が必要です。離婚自体に争いがある場合は不倫と判断されて慰謝料請求の対象となる可能性があります。
婚姻関係破綻に至っていない場合
元パートナーが離婚を争っている場合は注意が必要です。裁判等で新パートナーと交際を開始した時期には未だ婚姻関係は破たんしていたとはいえないと認定されてしまった場合は、新パートナーとの交際は不貞行為に該当してしまい、慰謝料請求の対象となりえます。
別居=婚姻関係破綻ではないので注意が必要です。
婚姻関係破綻に至っている場合
既に婚姻関係が破綻したといえる状態になっていれば、離婚成立前でも新パートナーと交際を開始することに何の問題もありません。
しかし、婚姻関係が破綻しているとの評価は素人には判断が難しく、専門家の助言も得ておくべきでしょう。別居しか破綻事由がない場合は、別居後数年は経過していないと、なかなか破綻を認定してもらえません。
世間の目に注意
婚姻関係破綻後に新パートナーと交際を始めることは法的には何ら問題はないのですが、世間的にこれを問題視する勢力があることには注意を払っておく必要があります。
今井絵理子氏との不倫でだいぶ叩かれていた橋本健神戸市議は、真偽は不明ですが今井絵理子氏といちゃついていたころには既に妻との婚姻関係は破綻していたと弁明しています。しかし、それが真実であると仮定としても、世間からの橋本・今井叩きはおさまりません。
離婚成立前にパートナー以外と交際をすることは汚らわしいとの認識の層が一定数いるということです。世間体を気にする地位にある人は、離婚成立前の婚活は控えた方が望ましいでしょう。